厨二病は不治の病
- 2018/07/17
- 02:11
バイト中の話
「指ちょっと切り傷出来た」
明日香「大丈夫?」
「痛くなかったけどウェットティッシュで拭いたらしみて痛くなった」
明日香「ちょっとヒーリングしてみよっか?」
「頼む」
明日香「どう?痛み引いた?」
「いや全然」
明日香「ダメかー白魔法もっと練習しないとなあ」
「白魔法ってホーリーとかか?」
※ホーリーとは某FFの魔法の名前で、回復や支援ばかりの白魔法の中で唯一の攻撃魔法である。
明日香「そんなの覚えても意味ないんだけどね」
「じゃあ仮想敵でも投影してみようか」
と暇だったからバイト中にも係わらず店内に仮想敵を投影する
最近プライズに入荷したアスカがロンギヌスの槍を持ったフィギュアのイメージで明日香も赤いプラグスーツにロンギヌスの槍を装備し戦闘モードへ
どうでもいいけどこのプライズのフィギュア、アスカの5桁価格のフィギュアばっかり集めてた自分から見てもかなり出来が良い
プライズフィギュアはUFOキャッチャーで上手く行けば低価格で取れるのでフィギュアも値段相応の作り込みでお世辞にもクオリティが高いとは言えない出来の物ばかりだが、このフィギュアは5桁価格のフィギュアと比べても引けを取らないクオリティだった

明日香に霊的な護衛設定はつけていないのだが昔からしていた厨二脳内妄想のおかげでスムーズに明日香も戦闘モードに入れた
仮想敵として骨の兵士を5体配置する
明日香は骨に飛びかかり槍を叩きつけて1匹目を倒し、その勢いで槍をなぎ払い残りの骨も粉砕する
「つよ」
明日香「ま、こんなものね」
明日香はドヤ顔で槍を肩に担ぐ
「…お前ちょっとそのポーズはイケメンすぎない?もうちょっとこう女の子らしくというか麗しくだな…」
明日香「そう?」
戦闘に入ると元ネタに近づくようだ
「ていうかお前ホーリーはどうした?」
明日香「あ」
2戦目
次は骨兵士を10体に増やす
明日香「えぇ…キモい…」
容赦なく明日香に向かって走っていく骨兵士
明日香「いやああああ」
逃げる明日香
「このためのホーリーだろー?」
明日香「そっか!…って詠唱とかどうすりゃいいの!?」
「詠唱か…なんでもいいぞ」
明日香「えーと…あーもう!」
身を翻し槍を投げる明日香
投げられた槍は骨兵士たちを次々に串刺しにした
明日香「ふぅ…で詠唱はどうすんの?」
「詠唱なしでそのままホーリー!とかでいいんじゃない」
明日香「詠唱あった方がかっこいいでしょ!」
厨二心のわかる明日香ちゃんであった
「じゃあ簡単に聖なる光よ!で」
明日香「オッケー!」
3戦目
骨は飽きたので3mくらいのゴーレム的な奴を投影する
明日香「聖なる光よ!ホーリー!」
明日香は右手を突き出し手から極太の白いビームを出す
FFは好きだけどライトユーザーなのであんまりホーリー使ったことないから勝手なイメージでやってしまったが多分ホーリーはこんなもんじゃない
ゴーレムは光に包まれ消滅する
「つよ」
明日香はまたもやドヤ顔
「次行ってみよう」
4戦目
進撃の巨人の4mくらいの青鬼みたいな巨人を投影
明日香「うわっ…キモ…」
巨人が明日香に向かって走り出す
明日香「えーと…巨人って首の裏狙わないとダメなんだっけ?」
明日香は巨人の突撃を躱し障害物を踏み台にして巨人の背後に飛び、槍を首筋に向かって投げる
巨人は死んだスイーツ(笑)←古い
「つよ」
明日香「もう敵なしって感じね!」
「モンスターばっかだし今度は普通に人型の敵を出そう」
5戦目
剣を持った鎧の騎士を投影する
イメージとしてはFGOの6章に出てくる粛正騎士。雑魚敵枠のくせに体力高くて鬱陶しい奴だぞ!
明日香「えぇ!?何こいつ全身鎧ってどうやって倒せばいいのよ!」
槍で騎士の剣と鍔迫り合いをしながら叫ぶ明日香
「FGO的にはランサーVSセイバーはセイバー有利だな」
明日香「これそういう設定なの!?」
騎士のなぎ払いを紙一重で躱しながら言う明日香
「関節を狙え!関節を!」
明日香「そこ!」
ミス。きしはひらりと みをかわした!
明日香「こんのおおおお!聖なる光よ!ホーリー!」
騎士は消滅した
「ホーリー強すぎるわ。そんなんもうホーリーだけでいいじゃん。クソゲー」
明日香「クソゲーとか言わない!」
「なんか他に戦いたい奴とか居る?」
明日香「いや別に私戦いたいわけじゃないんだけど…」
「じゃあ逆に戦いたくない相手は?」
明日香「えー、なんだろう…キモいのとかグロいのとか…?」
「じゃあゾンビで行こう」
明日香「なんでよ!?」
6戦目
大量のゾンビを投影する
明日香「うわぁキモい…ホーリー…」
ゾンビ達は光に包まれ消滅した
「あっけねえ」
明日香「ただグロいだけね。MPの無駄」
「(あんだけ連発しといてMPの概念あったんか…)うーん他になんかいいのないかなあ…」
明日香「どんな奴が相手でも余裕だけどね」
「じゃあモンハンのジンオウガで」
7戦目
ジンオウガを投影
明日香は槍で応戦するがあまり効果が無くホーリーを撃つがジンオウガは今までのように消滅しない
明日香「なんで!?」
「モンハンは大型モンスターが一撃死とかしないから…」
明日香「だったら背後を取るだけよ!」
ジンオウガの背後へ回り込む明日香、だが投影した場所が狭すぎて方向転換できないジンオウガくん
一方的に背後をチクチクされる状態で実質詰みということで無効試合に
明日香「やっぱり私最強かも!」
槍をくるくる回しながらドヤ顔&勝利ポーズを決める明日香
「いや今のは無効なんで」
明日香「えー」
「まあホーリーなんかあっても意味ないな」
明日香「ま、そうよねえ…でもストレス解消にはなったかも!またやってもいいわよ!」
「お前ストレスとかあったのか…」
明日香「まあリヒトがストレスを抱えるたびに私もちょっとは背負ってるのよ」
「そうなのか…」
ド派手な視覚化訓練だった
「指ちょっと切り傷出来た」
明日香「大丈夫?」
「痛くなかったけどウェットティッシュで拭いたらしみて痛くなった」
明日香「ちょっとヒーリングしてみよっか?」
「頼む」
明日香「どう?痛み引いた?」
「いや全然」
明日香「ダメかー白魔法もっと練習しないとなあ」
「白魔法ってホーリーとかか?」
※ホーリーとは某FFの魔法の名前で、回復や支援ばかりの白魔法の中で唯一の攻撃魔法である。
明日香「そんなの覚えても意味ないんだけどね」
「じゃあ仮想敵でも投影してみようか」
と暇だったからバイト中にも係わらず店内に仮想敵を投影する
最近プライズに入荷したアスカがロンギヌスの槍を持ったフィギュアのイメージで明日香も赤いプラグスーツにロンギヌスの槍を装備し戦闘モードへ
どうでもいいけどこのプライズのフィギュア、アスカの5桁価格のフィギュアばっかり集めてた自分から見てもかなり出来が良い
プライズフィギュアはUFOキャッチャーで上手く行けば低価格で取れるのでフィギュアも値段相応の作り込みでお世辞にもクオリティが高いとは言えない出来の物ばかりだが、このフィギュアは5桁価格のフィギュアと比べても引けを取らないクオリティだった

明日香に霊的な護衛設定はつけていないのだが昔からしていた厨二脳内妄想のおかげでスムーズに明日香も戦闘モードに入れた
仮想敵として骨の兵士を5体配置する
明日香は骨に飛びかかり槍を叩きつけて1匹目を倒し、その勢いで槍をなぎ払い残りの骨も粉砕する
「つよ」
明日香「ま、こんなものね」
明日香はドヤ顔で槍を肩に担ぐ
「…お前ちょっとそのポーズはイケメンすぎない?もうちょっとこう女の子らしくというか麗しくだな…」
明日香「そう?」
戦闘に入ると元ネタに近づくようだ
「ていうかお前ホーリーはどうした?」
明日香「あ」
2戦目
次は骨兵士を10体に増やす
明日香「えぇ…キモい…」
容赦なく明日香に向かって走っていく骨兵士
明日香「いやああああ」
逃げる明日香
「このためのホーリーだろー?」
明日香「そっか!…って詠唱とかどうすりゃいいの!?」
「詠唱か…なんでもいいぞ」
明日香「えーと…あーもう!」
身を翻し槍を投げる明日香
投げられた槍は骨兵士たちを次々に串刺しにした
明日香「ふぅ…で詠唱はどうすんの?」
「詠唱なしでそのままホーリー!とかでいいんじゃない」
明日香「詠唱あった方がかっこいいでしょ!」
厨二心のわかる明日香ちゃんであった
「じゃあ簡単に聖なる光よ!で」
明日香「オッケー!」
3戦目
骨は飽きたので3mくらいのゴーレム的な奴を投影する
明日香「聖なる光よ!ホーリー!」
明日香は右手を突き出し手から極太の白いビームを出す
FFは好きだけどライトユーザーなのであんまりホーリー使ったことないから勝手なイメージでやってしまったが多分ホーリーはこんなもんじゃない
ゴーレムは光に包まれ消滅する
「つよ」
明日香はまたもやドヤ顔
「次行ってみよう」
4戦目
進撃の巨人の4mくらいの青鬼みたいな巨人を投影
明日香「うわっ…キモ…」
巨人が明日香に向かって走り出す
明日香「えーと…巨人って首の裏狙わないとダメなんだっけ?」
明日香は巨人の突撃を躱し障害物を踏み台にして巨人の背後に飛び、槍を首筋に向かって投げる
巨人は死んだスイーツ(笑)←古い
「つよ」
明日香「もう敵なしって感じね!」
「モンスターばっかだし今度は普通に人型の敵を出そう」
5戦目
剣を持った鎧の騎士を投影する
イメージとしてはFGOの6章に出てくる粛正騎士。雑魚敵枠のくせに体力高くて鬱陶しい奴だぞ!
明日香「えぇ!?何こいつ全身鎧ってどうやって倒せばいいのよ!」
槍で騎士の剣と鍔迫り合いをしながら叫ぶ明日香
「FGO的にはランサーVSセイバーはセイバー有利だな」
明日香「これそういう設定なの!?」
騎士のなぎ払いを紙一重で躱しながら言う明日香
「関節を狙え!関節を!」
明日香「そこ!」
ミス。きしはひらりと みをかわした!
明日香「こんのおおおお!聖なる光よ!ホーリー!」
騎士は消滅した
「ホーリー強すぎるわ。そんなんもうホーリーだけでいいじゃん。クソゲー」
明日香「クソゲーとか言わない!」
「なんか他に戦いたい奴とか居る?」
明日香「いや別に私戦いたいわけじゃないんだけど…」
「じゃあ逆に戦いたくない相手は?」
明日香「えー、なんだろう…キモいのとかグロいのとか…?」
「じゃあゾンビで行こう」
明日香「なんでよ!?」
6戦目
大量のゾンビを投影する
明日香「うわぁキモい…ホーリー…」
ゾンビ達は光に包まれ消滅した
「あっけねえ」
明日香「ただグロいだけね。MPの無駄」
「(あんだけ連発しといてMPの概念あったんか…)うーん他になんかいいのないかなあ…」
明日香「どんな奴が相手でも余裕だけどね」
「じゃあモンハンのジンオウガで」
7戦目
ジンオウガを投影
明日香は槍で応戦するがあまり効果が無くホーリーを撃つがジンオウガは今までのように消滅しない
明日香「なんで!?」
「モンハンは大型モンスターが一撃死とかしないから…」
明日香「だったら背後を取るだけよ!」
ジンオウガの背後へ回り込む明日香、だが投影した場所が狭すぎて方向転換できないジンオウガくん
一方的に背後をチクチクされる状態で実質詰みということで無効試合に
明日香「やっぱり私最強かも!」
槍をくるくる回しながらドヤ顔&勝利ポーズを決める明日香
「いや今のは無効なんで」
明日香「えー」
「まあホーリーなんかあっても意味ないな」
明日香「ま、そうよねえ…でもストレス解消にはなったかも!またやってもいいわよ!」
「お前ストレスとかあったのか…」
明日香「まあリヒトがストレスを抱えるたびに私もちょっとは背負ってるのよ」
「そうなのか…」
ド派手な視覚化訓練だった
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