明日香と散歩2

「うおなんでこんなところにダンゴムシが」
明日香「虫はどこにでもいるわね…」
「やっぱ外怖い」


明日香「小学校の裏門開いてるね入ってみたら？」
「いやなんでだよ」
明日香「不審者になったら面白いなと思って」
「お前なあ…」

「そういやこのケーキ屋先日も閉まってたけどどうしたんだろ。ググってみるか」
「つい最近閉店したみたいだ…」
明日香「えー嘘…この間までやってたのに」
「いつか行こうと思ってたのにな…悲しいな」
明日香「悲しいけど元気出していこう？」

明日香が後ろで服の裾をつかんで歩く
「視覚化の練習にならないから前の方歩いてくれないか？」
明日香「わかった。ていうかそれなら横でも良くない？」
「別にいいけど」
明日香「手つないでいい？」
「手首掴むくらいにして」
明日香「わかった」
「それ手首掴んでるんじゃなくて腕組むっていうの」
明日香「えーいいじゃん」
「よくない」

「あの制服うちの母校の制服じゃん」
明日香「リヒトにもそんな時があったんだねえ」
「もう下校時間かー」
高校時代の思い出を語る


「うわ男一人女子3人の小学生のハーレムだ。羨ましい」
明日香「あんたねえ…小学生相手に羨んでどうすんの」

「今日はセブン行くかー」
明日香「いいんじゃない」
「まってあの子めっちゃかわいくない？大学生かな？」
明日香「かわいいけど…それ私に言うの？」
「俺のいうかわいいはあの猫可愛くない？みたいな物だから深く考えるな」
明日香「何その俺の可愛い子猫ちゃん的なチャラ男みたいな思考」
「おまえそのフレーズちょっと古くない？」

「結局ドラッグストアなんだよなあ」
明日香「何買うの？」
「コーラ買おうと思ったけどさ500mlが約100円で2㍑が170円なのよ」
明日香「うん」
「約2倍の値段を払うことで容量が四倍になるってコスパすごくない？」
明日香「うん」
「そう考えると500mlもう買えねえなって」
明日香「そうねえ」
「まあ2㍑は冷えてないんだけどな」

「あーこの信号渡りたいけど走ったらコーラがプシューってなるしどうしよ」
明日香「じゃあ早歩きで」
「OK」

途中明日香の髪触りながらイチャイチャした

「まだここにダンゴムシ居たのか」
明日香「日向ぼっこ的なことしてんじゃない」

おしまい